第33回 KIA定期総会が開催されました

 

 2023年度 第33回 国分寺市国際協会(KIA)定期総会が、5月21日(日) 午後2時からひかりプラザで開催されました。小田登志子 KIA会長の挨拶を皮切りに、来賓の井澤邦夫 国分寺市長、田中政義 市議会議長、古屋真宏 市教育長からご挨拶をいただき、また杉本守啓市民生活部長、平原直樹人権平和課長、渡澤美絵同係長にも来賓としてご出席いただきました。

 2022年度末会員数328名のうち、出席者数34名、委任状出席数158 名(合計192名)の参加を得て、総会の成立を確認。2022年度の活動報告、収支決算・監査報告、さらに2023年度の活動計画(案)、収支予算(案)、2023-24年度の役員改選(案)などすべての議案が承認されました。

 

● 2023年度活動計画(案)の主なポイント:

① 国際理解講座、日本語教室、語学教室、「こいがくぼ国際教室」へ協力活動、ウェルカムサロン、協会報「地球家族」の発行など、従来からの活動を継続して実施する。

② 通訳・翻訳ボランティア派遣、小中学校への日本語支援サポーター派遣、日本語教室のボランティアや子どもの日本語をサポートするボランティアを養成するための講座開催に関する市委託3事業を受託し、実施する。

 

③ KIAの活動活性化に向け、今年度新たに取り組む事業として、KIA MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)開発、地域連携活動<東経大学生との連携・協働活動>、多文化共生関連活動<笹川日中友好基金との連携企画>などを実施する。

● 2023-24年度の会長に就任(再任)された小田会長挨拶概要:

 この度再び会長役を拝命することになりました小田登志子です。大変光栄に存じます。私はこれからの任期の2年間に対して、二つの目標を持っています。

 一つは、国際協会の組織のありかたを、より持続可能な形にすることです。国際協会は創立から30年が過ぎ、現在過渡期にあると思います。30年前と異なり、専業主婦の方が少なくなりました。また、お仕事を持つシニア層の方が増えています。そして、ご家庭でご家族の介護を担う会員の方が多数いらっしゃいます。つまり、ボランティア活動のために割く時間に制限がある方が増えていると言えるのではないでしょうか。

 ですから今後は、短時間でも参加しやすい活動のありかたを模索する必要があると思います。

 もう一つの目標は、国際協会の組織について会員の皆様にもっと知っていただくことです。まず手始めに、役員会というものの存在をみなさんにとってもっと身近なものにしていきたいと考えています。先日会員の方から「役員会とは何をするところなのか、どうしてそういったものが必要なのか」というご質問をいただきました。つまり、役員会の存在がみなさんにとってそれほど身近でないことの表れであると思います。このような状況を大いに反省し、改善して参りたいと考えています。

 

 残り2年という短い時間ではありますが、精一杯務めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。